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「ニセ水虫」に注意 異汗性湿疹やカンジダ症
「ニセ水虫」に注意 よく似た症状の異汗性湿疹やカンジダ症
FujiSankei Business i. 2008/6/12

■顕微鏡・培養検査で鑑別

 梅雨時になると気になる人が増える水虫。2000年の調査では国内の患者は約2500万人で、国民の約5人に1人。長年悩む人も多いが、適切な治療を根気よく続ければほとんどは治る。だが、症状がよく似た別の病気もあるので注意が必要だ。

 「水虫だと思っている人の2、3人に1人は、実際には別の病気。いわば『にせ水虫』です」と指摘するのは、日本臨床皮膚科医会副会長の仲弥(なか・わたる)・仲皮フ科クリニック(埼玉県川越市)院長。

 仲さんが例として挙げるのは、異汗性湿疹(しっしん)や皮膚カンジダ症。足の裏にできると細かい水ぶくれ状の湿疹ができたり、皮がむけたりして、かゆみを伴うが、異汗性湿疹は汗をかきやすい人にできやすい病気。カンジダ症水虫と同様、真菌(かび)が原因だが、菌の種類が異なる。

 ≪難しい肉眼での区別≫

 「私でも、これらを肉眼で見ただけで水虫と区別するのは難しい」と仲さん。ある学会で参加者に患部の写真を見比べてもらったが、鑑別できた人は40%弱だったという。

 水虫の原因は白癬(はくせん)菌。トリコフィトン・ルブルムとトリコフィトン・メンタグロフィテスの2種類が99%を占め、ピンセットでむしった皮膚の一部を顕微鏡で確認することが診断の基本だ。

 仲さんは「熟練した皮膚科医なら5分もかからないが、菌がいそうなところを選んだり、細胞壁が変化しただけの『モザイク菌』と区別できたりするようになるには、こつが必要だ」と話す。

 治りにくい水虫の代表は、つめの先の下などから菌が侵入、すみついて起きる「つめ白癬」。つめの表面に白い膜のようなものができるなどするが、高齢者に起きやすい厚硬爪甲(こうこうそうこう)など症状が似た病気があり、やはり顕微鏡検査が必要だという。

 ≪治療は薬内服が基本≫

 治療は抗真菌薬の塩酸テルビナフィンやイトラコナゾールの内服が基本。「外用薬と違い、つめの下と根元の両方から薬が浸透し、1年後には8割が治る」と仲さん。増量したイトラコナゾールの1週間投与と3週間の休薬を3セット繰り返す「パルス療法」もある。

 だが、別の病気なのにつめ白癬と診断されて2年間も内服を続け、肝機能障害の副作用が出た例などもあるという。仲さんは「場合によっては培養検査も行い、きちんと診断して治療に入るのが大前提だ」と強調する。
「ニセ水虫」に注意 よく似た症状の異汗性湿疹やカンジダ症 より
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テーマ:医療・健康
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