スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
サッポロ飲料、「運動後のクエン酸含有ウメ果汁飲料摂取がヒト血液成分に及ぼす影響」を実証
サッポロ飲料、「運動後のクエン酸含有ウメ果汁飲料摂取がヒト血液成分に及ぼす影響」を実証
「運動後のクエン酸含有ウメ果汁飲料摂取がヒト血液成分に及ぼす影響」を実証

ウメ果汁飲料に関する研究成果を第62回日本栄養・食糧学会大会において学会発表~


 サッポロ飲料株式会社(本社・東京、社長・鈴木英世)の飲料総合研究所は、近畿大学先端技術総合研究所(和歌山県海南市)の三谷隆彦教授、同生物理工学部(和歌山県紀の川市)の矢野史子教授および和歌山県工業技術センター(和歌山市)等と共同で、梅果実の機能性に関する研究を行っております。また、この研究に関しては、わかやま産業振興財団のわかやま版新連携共同研究事業による補助を受けております。

 今回その研究成果のひとつとして、梅果実の果汁およびその健康成分であるクエン酸と肉体疲労の関係に着目し、クエン酸含有ウメ果汁飲料を運動後に飲用した際に、ヒトの血液成分で疲労指標物質とされるアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、総ケトン体(※1)を低減させる効果を有することを、2008年5月3日に行われた第62回 日本栄養・食糧学会大会(埼玉県坂戸市女子栄養大学)において学術発表いたしました。

※1 アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、総ケトン体:脂肪の分解により肝臓で作られ、血液中に放出される物質。アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸をまとめて総ケトン体という。糖質利用が不十分な状態(重症糖尿病、飢餓、糖質摂取不足など)のときに血中濃度が増加する。


<背景>
 梅はバラ科の落葉喬木(きょうぼく(※2))で、国内主要産地は和歌山県、群馬県、長野県であり、中でも和歌山県は、国内一の収穫量・出荷量を誇っています。(2007年度・農水省統計より)
 梅は果実内に多量の有機酸を蓄積し、南高梅(なんこううめ)果実ではその含量は4~6%程度に達します。未熟期にはリンゴ酸が有機酸の大部分を占めますが、果実の成熟に伴いクエン酸が増加し、最終的にはクエン酸が大部分を占めるようになります。
 酸味成分であるクエン酸は、ミトコンドリア内でのクエン酸回路(TCAサイクル)(※3)の中間体のひとつであり、エネルギー産生に関係する成分でもあります。
 また、日本人は潜在的に「梅は健康に良い」という概念を持っていることが弊社のお客様調査から明らかになっています。サッポロ飲料では1977年から30年以上にわたり和歌山県産の梅果汁を使用した飲料を開発し、リニューアルを重ねながら継続販売しております。

※2 喬木:丈の高い木。樹木の便宜的な分類では、ふつう、高さが約2メートル以上になる木で、幹が太く、直立し、枝を張って他の植物を覆うものをいう。
※3 クエン酸回路(TCAサイクル):好気的代謝に関する最も重要な生化学反応回路であり、酸素呼吸を行う生物全般に見られる。この回路が順調に回転することでエネルギーが産生される。


<研究方法>
 一般の健常な日本人男性10名を被験者とした二重盲検試験(※4)を実施しました。6時間以上絶食した状態で、心拍数120~130/分となる強度で60分間自転車こぎ運動を行います。その後、30%ウメ果汁とクエン酸(総計4,000mg(※5))を含有する試験飲料、あるいはウメ果汁成分とクエン酸を含まない対照飲料のいずれかを摂取し、運動前、摂取直前、摂取後30分、1時間、2時間まで採血とアンケート調査を、24時間、48時間後にアンケート調査を実施しました。1週間の中断期間の後に、もう一方の供試飲料にて同様の試験を行いました。(クロスオーバー法(※6))

※4 二重盲検試験:試験品と対照品を被験者にも試験担当者にも知らせずに摂取させる試験方法、信頼性が高い試験方法とされる。
※5 クエン酸の内訳:ウメ果汁由来クエン酸1,800mg/200ml、添加クエン酸2,200mg/200ml
※6 クロスオーバー法:同じ被験者で試験品と対照品とを一定期間を開けた後に試験する方法、被験者による誤差を減らすための手法。


<結果>
 アンケート調査では、自転車こぎ1時間の運動量が疲労困憊になるほどの負荷ではなかったために、体感での有意差は認められませんでした。しかし、運動負荷後にクエン酸含有ウメ果汁飲料を摂取した場合、対照飲料の摂取に比べて疲労指標物質とされるアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、及び両者の総和である総ケトン体が有意に低くなることがわかりました(PDFグラフ参照)。これは、飲料中のクエン酸とウメ果汁により、生体内でエネルギー供給を行うTCAサイクルが活性化されたものと考えられます。弊社では今後も共同研究を継続していき、クエン酸・ウメ果汁成分と疲労に関しての詳細なメカニズムを解明していく予定です。

 サッポロ飲料では、創業以来の原料へのこだわりを背景とした様々な研究成果を、お客様に新たな価値を提案できる商品づくりに積極的につなげていきたいと願っています。また、明日6月6日は毎年「梅の日」※7となっております。当社といたしましては、この研究成果とともに、「梅」に注目が集まることを期待しております。

※7 「梅の日」:毎年6月6日。和歌山県田辺市の「紀州梅の会」が制定した日。日本記念日協会にて認定。

from サッポロ飲料、「運動後のクエン酸含有ウメ果汁飲料摂取がヒト血液成分に及ぼす影響」を実証
スポンサーサイト
テーマ:医療・健康
ジャンル:ニュース
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。