【鉄道ファン必見】“走る実験室”で安全・快適に JR東日本の試験車両「MUE−Train」より【鉄道ファン必見】“走る実験室”で安全・快適に JR東日本の試験車両「MUE−Train」
JR東日本が開発した“走る実験室”ともいえる「MUE−Train(ミュートレイン)」がまもなくデビューする。多目的試験車を意味する「MUltipurpose Experimental Train」(マルチパーパス・エクスペリメンタル・トレイン)を略した愛称の通り、さまざまな機能を備えた優れものだ。清野智社長は「名称は研究・技術陣営の意気込みの表れ。(実験期間は)おおむね4年間で信頼性の向上や新しい制御システムの開発などさまざまな成果をあげていきたい」と話している。
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JR東日本はこれまでにも、在来線のスピードアップを目指したE991系「TRY−Z(トライゼット)」▽鉄道用ハイブリッドシステムを開発したE991系「ne@train(エヌイートレイン)」▽通勤車両の革新に取り組んだE993系「ac@train(エーシートレイン)」−などさまざまな試験車両を製造してきた。
これらはスピードやエネルギー源など分野ごとに特化したもので、ミュートレインのように新型装置を取り付けたり、ブレーキや台車など部品ごとに試験したり、レールや架線といった地上設備との相性を含めた総合的な試験車は初めて。導入後も開発機器を追加しながら試験を進めるという。
ミュートレインは京浜東北線で使用していた209系電車を約2億5000万円(搭載機器は含まず)かけて改造した7両1編成。自動列車停止装置(ATS)と自動列車制御装置(ATC)を備え、首都圏のほとんどの電化区間を走ることができる。川越車両センター(埼玉県川越市)に配属され、11月から東北線(宇都宮線)、川越線、高崎線などで走行試験を始める予定だ。





